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ACCJ Leadership Series Talk 2

今回も参加してきました、在日米国商工会議所(ACCJ)主催のトークセッション。ゲストは、日本イーライリリー株式会社、President & General ManagerのNewton F. Crenshaw氏。1時間という短いセッションではあるが、彼がLeaderとして成功している理由が色々聞けたように思う。

僕が感じた一番の理由は、彼のFlexibilityの高さだろうか。会社に入社して数年でManagerに上がり、そこからまた数年でPresidentまで出世している彼は、時と場合に合わせて自分をAdjustできることに長けている人のように思えた。

リーダーとしてビジョンなり目標なりを掲げ、組織を引っ張って行くことはもちろん重要であるが、彼はそのプロセスそのものを非常に大切にしてる。周りの意見に耳を傾け(自分の直属の部下だけでなく、2レベル下の方からも)、Japanese的な考え方やプロセスを理解した上で、自分のリーダーシップを発揮してきたらしい。

彼がリーダーとして自分に問いかける質問に、
   ・ 自分のリーダーシップは所属している組織にフィットしているか
   ・ 自分のリーダーシップを他のメンバー達はどのように感じているか  等々
があるそうだ。組織というものを常に1番に考え、自分をAdjustする。その上でなおリーダーシップを発揮する。彼は淡々と話していたが、普通にできることではない。ホームではなくビジターでも自分の力を発揮できる能力とでも言うところかな?感心してしまう。

もう一つ興味深い話題が次のリーダーを生み出すためにはどうしたらよいかというもの。彼の考えは、10%が良いコーチング、20%が素晴らしいメンター、そして70%はOJTによるものらしい。いくら良いコーチやメンターをつけても、OJTで実際の経験から学ばなければ次のリーダーは生まれないとのこと。そこで一番重要なのが、早い段階でポテンシャルのある人を見つけ出し、OJTによって様々なことを経験させること。(これはテレビでどこか他の会社もしてしてるのを見たことがある。リーダー候補に特別なトレーニングをしたりしてた。)

彼が繰り返し言ってたのは、リーダーは崇拝されるような存在ではなく、あくまでも組織をよりよくするための1人。組織の上下関係なく、情報なりコミュニケーションが行き来できるような組織でなければならないと。

あまりうまくまとめれてないけど、今日も非常にいい話が聞けて満足。仕事が忙しくて本当に余裕ないけど、仕事から離れて仕事とは全く違う話を聞くというのも大切。また明日もがんばろう。

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by yoneru | 2007-09-06 20:34 | 学び
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